卒業生たちが今『たまき塾講師』に!
写真の添削はたまき塾の若手講師がしてくれたものです。
返した時に見たらわかってくれるように…と説明をたくさん書いて付箋をいっぱいつけています。
彼女も実はたまき塾の卒業生、中学1年生の時に入塾してくれました。
素直で真面目なピアノが上手で音楽が大好きな女の子でした。
吹奏楽部に入っていて毎日 部活動も頑張っていました。
入塾してしばらくした時、お母さまから
「宿題が全部できなくて、泣きそうになりながら毎日頑張っている。」
とのお話を伺いました。
「無理のない範囲で良いですよ」
とお伝えしたのですが、頑張り屋さんの彼女はだんだんそのペースに慣れ、3年生になるころには実力を充分をつけて第一志望の高校に見事合格しました。
3年後に国立の大阪教育大学に合格したと連絡してくれた時は大喜びしたと同時に感慨深かったです。そして中学1年生の時のあどけなかった様子からすっかりお姉さんになって、たまき塾講師として力を尽くしてくれています。
現在中学1年生の数学・理科を担当してくれていますが、自分が塾生だった経験も活かして
「どうしたら宿題をやる気になるのか」
「どうしたらもっとできるようになるのか」
いつも考え、私に相談もしてくれます。
今、先輩講師と共に堂々と授業に入り、自分が担当する生徒を親身になって教えています。
『努力のバトン』という言葉が浮かびました。
自分が努力してきた子は、自然にそのバトンを自分の周りの大切な人に渡してくれているのです。
たまき塾の講師の多くは私の教え子で元たまき塾生です。
そのことをお話しすると保護者の皆さんから「ええ~っ、すごいですね!!」と驚かれます。
そう、自慢の教え子なのです。
でも決して皆優秀でお勉強が出来た優等生タイプではありません。
授業中、ずっとシャーペンで遊んでいて「やる気がないのなら帰りなさい!」と注意したら本当に帰ってしまった男の子、数学が苦手でいつも最初の授業では一番できなかった女の子、泣きながら宿題していた女の子…。
みんな立派な講師として活躍し、塾生や保護者の皆さんから「わかりやすい」とお褒め頂くことが出来ています。
元塾生の講師たちの共通点『努力』
講師として活躍する彼らの共通点は
「努力が出来ること」
「努力を継続できること」
これは大人になって生きていくうえでも、仕事をしていくうえでもとても大切です。
だからこそ大人への第一歩である中学生の時に学力と共にこの「努力をする」「努力を継続すること」を身につけて欲しいのです。
頭が良い、理解力がある、このことも長所だと思いますが、そのように褒められているタイプはわりと努力することをおろそかにしてしまう…、そんな子もたくさん見てきました。
結果的に伸び悩んだり、練習不足で出来なくなって失速してしまうことが多かったです。
反対に「出来ない」「理解力がない」と思ってひたむきに努力をし出来るようになって嬉しくて頑張り続けた子もたくさんいます。
「ええ~っ。」と驚くぐらいの成果を上げられています。
そういう私も圧倒的に『努力タイプ』です。
キレる方ではないし、何でも直ぐには出来ないから人より時間をかけ努力するのが当たり前でした。
だからこそ努力することの大切さを皆さんにお伝えできるのだと思います。
たまき塾の卒業生、教え子の講師達に今は教えてもらうこともたくさんありそんな彼らと一緒に今、塾生の為に頑張れるのはとても幸せなことです♡
塾生皆さんもぜひたまき塾の『努力のバトン』を受け継いで頂きたいと思っています。
皆で「自分」を輝かせ「毎日」を楽しみましょうね。