小学生のうちに育む『読解力と思考力』
夏期講習のシーン、今日は『小学生クラス』です。
たまき塾の小学生の授業の特長は『読解力と思考力の両輪を育む』ことです。
特に国語では学年の問わずに皆で同じ文章を読み内容について、私が質問でしていき、文章を目で追い探しながらどんどん答えて頂きます。
「これってどういうこと?」
「この言葉の意味は?」
「なんか同じ言葉、たくさん出てきてない?」
「一番、言いたいことは何だと思う?」
「それはどこからわかる?」
毎回、小学生のみならず『大人でも知りたい』ワクワクする内容が書かれた『なぜなに読解はかせ』という教材から、いくつかの文章をピックアップして読んでいきます。
『正座すると足がしびれるのはなぜ?』
『新聞の端はなぜギザギザなの?』
『1週間はなぜ、月・火・水・木・金・土?』
『お風呂に入ると手がしわしわになるのはなぜ?』
『将棋の駒はなぜ五角形なの?』
いかかでしょうか。
たしかになぜと聞かれると…答えられないことばかり。
これら興味がわく内容を題材に、
①文章の仕組みのとらえかた
②言いかえの内容の探し方
③記述問題を書いていくコツ
をそれぞれの学年で講師と一緒に考え、
『自分のチカラで答えを見つけ、書く!』
この作業を行っています。
【中学以降の学習に影響大】小学生時代の『読解』学習の積み重ね
文章内容は違えど高校入試の問題でも『読解』は必要で、中学3年生の授業でも説明している『読解のポイント』を出来るだけ簡単に伝え、『読解スキル』をインプットしています。
中学生になると数学や英語に時間を取られ、どうしても国語をきちんと学習する時間を確保するのは難しくなりがちですが、ちゃんと読み取り理解することが出来なくてはどの教科も伸び悩んでしまいます。
中学入試の国語を長年指導していた経験からも
『小学生で国語力・読解力をつけておくと、
その後の中学・高校・そして大学でも勉強に困らない!』
と思っています。
実際に数多くの教え子たちがそれを証明してれました。
中学生になったら勉強が自動的に出来るようになるわけではありません。
小学生の学習の積み重ねの延長線上に中学生以降の内容があります。
せっかくの夏休みです。
- じっくり時間をかけて文章を丁寧に読む
- 知らない言葉を調べてみる
- そして興味がある本を自分で手にしてみる!
こんな習慣をつけて頂ければと思っています。