本番でしっかり実力を出す子の特長
塾生によく話すのですが本番でしっかり実力を出す子の一番の特長は『根拠のない自信』を持っていることです。
『自信』と『根拠のない自信』の違いは?と思われるかも知れません。
結果が出せた時や人から評価されて持てるものが『自信』、そうでなくても「自分は出来るのだ。」と思い続けられるのが『根拠のない自信』です。
塾講師としてたくさんの生徒たちと関わってきてこの根拠のない自信を持てている子たちは本当に強い!と心から思います。
多少結果が出なくてもひるみませんし落ち込みません。
「おかしいな…」くらいにしか思わず明るくチャレンジし続けます。
最近話題になっている『自己肯定感』が非常に高いのです。
自信があるから本番でもリラックス出来て実力も出しやすい、というメリットも大きいと思います。
自分の機嫌は『自分でとろう』
たまき塾では『根拠ない自信』を持つことをおススメしています。
勉強を始める前には「こんなの簡単!」問題が解けたら「さすが、私!」「最高に賢いな、オレ!」と自分褒めをするのです。自分で自分の気持ちを盛り上げる、そう自分の機嫌は自分でとるのです。
《自分の力を本番で発揮できるタイプ》と《本番では力を出せないタイプ》では実力が同じでも結果は全く違います。何より自分に自信を持ち、自分を好きでいられると毎日楽しいではありませんか!
教室で最初は自信がなくてうつむきがちな子が、講師が褒めたりすることで表情が変わる瞬間があります。その瞬間を共有できるのは講師として本当に幸せで、私は子ども達が明るい表情になって背筋がピンと伸びていくのを見るのが大好きです。
勉強では何か一つでも自信がついてきたら他もやってみようと思えます。次の行動につながり、チャレンジして出来ることが増え努力を続けるような良いサイクルが回り始めます。
「私は自分が賢くなくて良かったと思っている、だって精一杯努力しなくちゃいけないと思えたから。勉強が出来ることより、ちゃんと努力が出来る方がこれからの人生ずっと幸せだと思うよ。」と昨日、中3たちに話しました。
中学3年生の皆さんは高校入試に向けて受験勉強というステージで精一杯の努力を続けるという貴重な経験を積んでいるのです。
せっかくの一度きりの人生です。一番大切な《自分》に自信を持てないなんてもったいないではありませんか。
勉強だけでなく皆さんの毎日がもっと豊かになる、そんなお手伝いが出来れば嬉しいです。
そんな思いでたまき塾では塾生一人一人が自信を持てるような声掛けと指導を心がけています。