以前に読んだ森 絵都さんの『みかづき』という長編小説をこのお盆休みにもう一度読んでみました。長い長い物語なのですが夢中になり一気に読み終えました。
終戦後に塾を立ち上げ生涯を自塾の発展に捧げ『学習塾』という場で子ども達の教育に情熱を傾けたパワフルな女性とそのむすめ達、そして孫の青年と3代にわたるストーリーです。
塾講師としての気づきや感動が多々あり読み終えて原点に帰れた気がします。以前に読んだ時とは違う発見もあって、とても良い刺激になりました。
中学生の皆さんには森 絵都さんの『カラフル』がおすすめです。森さんの小説は織りなすストーリーの中に元気が出る素晴らしいメッセージが散りばめられています。
皆さんがこれから色々な小説を楽しむ読解力を育めるように、また何にでも興味を持って意欲的に取り組んでくれるように…と切に願います。そしてその原動力になる授業が出来る塾でありたいとの決意を新たに明日からの授業に励みたいと思います。